□ 「年金給付」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
「一定の年齢(原則65歳)になったときにもらうもの」という印象が強いのではないでしょうか?
これが、いわゆる@「老齢給付」です。
しかし年金制度には、次のような場合にも給付があります。
けがや病気で、障害が残ってしまったとき・・・A「障害給付」
被保険者が死亡したとき・・・残された遺族に対するB「遺族給付」
このように大きく分けて3つの給付から成り立っています。
一覧表にしてみると・・・
よく出てくる用語を覚えておきましょう。
第1号被保険者(自営業者や学生) 国民年金加入
第2号被保険者(サラリーマンやOL、公務員等) 厚生・共済年金加入
第3号被保険者(サラリーマンやOL、公務員等の配偶者) 国民年金加入
各年金の受取りには、年金制度に加入していた期間や、年齢などの要件がありますので、
「一定の年齢になったら誰でももらえる」といった訳ではありません。
また年金の受給手続きをしないと、いつまで待っていても支給はありませんので、
この点についても注意が必要です。
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